行事・教育活動

行事・教育活動

【1学年】直送・直売ビジネス&とかちゴチャマゼアート

 直送・直売ビジネスプロジェクトの担当の村井さん(とかち野菜急便取締役)、とかちゴチャマゼアート展プロジェクトの小川さん(一般社団法人青鳥舎代表)の2名を迎えスタートした両プロジェクト。今週は綿密な計画作りが行われました。

 直送・直売ビジネスチームは来年度に実施予定の帯広空港での農産物の販売の企画実現に向けて、 ゴールの設定や実現に向けたプランニングを行いました。

 ゴチャマゼアート展チームは来年10月に実現を目指すイベントについて、イベント名、 集客のターゲット、イベント内容を検討しました。

 どちらのプロジェクトも高校生だけではなかなか体験できなさそうなプロジェクトです。「自分たちでも何かできるかも!?」が「自分たちでできた!」に変わったとき、どんな風に成長しているのか楽しみです。

【1学年】地域をデザインする&木工プロダクトチーム

 秋から1学年で実施している地域連携マイプロジェクトの「地域をデザインする」&「木工プロダクト」チームは、スポーツクラブのバスにて、幕別本町を訪問しました。幕別町商工観光課、地域おこし協力隊の谷保さんの案内で町内散策をしました。空き家を活用し、すでに稼働している「幕理」「Makura Showcase」の両施設、そして現在、空き家を利用して制作中の工房(木工プロダクトの本拠地になります)を見学をしました。さらに、新たに活用を検討されている空き家も外からでしたが見てきました。自分たちがこれから、何かを起こすことができるかもしれない。ワクワクした気持ちが表情に出ていました。町にある施設を知り、魅力や可能性を認識できる良い機会でした。

【1学年】Hasicoデザインプロジェクト①

 地域連携マイプロジェクトのひとつ、「Hasico デザインプロジェクト」では革細工を使った作品の製作を手がけます。動物の命を頂いてできる革ですが、鞄や財布などの型を取ったあとの切れ端は捨てられてしまうことも多いそうです。命を無駄にしないためにも、型を取ったあとの「端っこ」の革も利用できないか・・・と、このプロジェクトは始まりました(プロジェクト名の”Hasico(はしこ)”の由来にもなっています)。
 今回は顔合わせを含めて2回目の実施となりました。講師の吉田さんが経営されている工房「amina+」にお邪魔させていただき、版画やドライフラワーとのコラボ作品や革細工の製作現場を見せていただきました。また色々な革の「端っこ」を実際に見て触り、どのように活用出来るか、どんな作品を作りたいかを話し合いました。
 実際に訪れて、見て、触って、話をお聞きして、プロジェクトメンバーはイメージを膨らませていました。

【1学年:保健】自分との向き合い方&ストレスとの付き合い方

 10月18日(水)は「自分との向き合い方」「ストレスとの付き合い方」をテーマに地域連携マイプロジェクトでも講師として来て頂いている【心のサロンSmiley :佐々木 祥子さん】を招いて保健特別授業を実施しました。
 近年、新型コロナウィルス感染症以来、学校という集団に身を置くことや人との関係性に不安・緊張を強く感じている高校生は少なくありません。思春期の後半でもある高校生は「自分は自分でいいんだ」という自分らしさに安心感が持てなかったり、多様な生き方や価値観に自信が持てず、周囲及び他人の目、人の言葉に怯えて、苦しむことは少なくありません。また現代社会においても大人もストレス過多と言われています。保健の教科書にも3ページに渡り、精神疾患などについての内容が掲載されています。
 本校生徒も例外ではなく、学校生活にストレスを感じている生徒、人間関係に悩んでいる生徒、将来に不安を感じている生徒など多く存在します。そうした生徒に自分と向き合い方やストレスとどう付き合っていくのか?ということを考える機会になればと思います。

【1学年】地域連携マイプロジェクト交流会2回目

 10月17日(火)は、地域連携マイプロジェクト交流会の2回目が開催されました。前回の7チームに加え、本日は5つのプロジェクトの交流会が実施されました。自ら興味・関心のある分野を選んでいることもあり、生徒も積極的な姿勢で取り組んでいます。
 各プロジェクトの顔合わせが終わりました。ここからは各プロジェクトが始動していきます。どんな活動が起こっていくのか楽しみです。自ら考えたり、主体的に取り組むこと、自分たちの活動に様々な視点を持つこと、どれもが心の成長に不可欠です。プロジェクトを通じて、どんな成長を果たすのか、これから楽しみです。

【1学年】地域連携マイプロジェクトが始まりました

 10月12日(木)はかねてより進めていた「地域連携マイプロジェクト」の交流会が開催されました。地域の方々と高校生の協働プロジェクト。本日は顔合わせとなりました。本日は8名の方が来てくださいました。会ったことのない大人に高校生の顔には緊張の色が。講師で来校してくださった方々も、こんなに高校生に囲まれることがないので緊張されていました。そして、この初めての試みに教職員も不安でドキドキです…。不安や緊張はストレスにつながりますが、この心の負荷と向き合いながら、1歩ずつ前に進むことで、人の心は成長します。5期生と共に地域の方々、そして教職員、幕別清陵高校もこの活動でまた1つ変わっていきます。幕別清陵高校では、実体験から得られる学びもあります。新しいことに目を向け、挑戦できる環境があるのもこの高校の特徴です。
 最近では進路を検討している中学生がホームページを検索してくれているのではと想像します。ぜひ、過去のページもご覧ください。幕別清陵高校の5年間の歩みが記録されています。どんな風に高校生と歩んできたのか、どんなことを大事にしているのかが伝わると嬉しいです。「見学したい」という方がいましたら、いつでもお問い合わせください。

 

【図書室】Library スタンプラリー開催!

 昨年度から実施している幕別町図書館とのコラボ企画「Library スタンプラリー!!!」を今年も開催します!
 10月2日から11月29日までの期間、本校と幕別町図書館(本館)にて本校図書委員と幕別町図書館の司書さんが推薦する本を読むと、図書委員が製作したオリジナルのしおりと幕別町図書館のキャラクターが貼付されたクリアファイルがプレゼントされるコラボイベントが実施されます。推薦する図書を読んでいただいた方には「つぶやきカード」に感想を一言書いてもらい、後日生徒と町民の方のカードを交換することで、本とカードを通した交流を図るねらいもあります。
 葉も色づき始め、秋の訪れを感じる時期になりました。本校と幕別町図書館(本館)で開催していますので、この機会に「読書の秋」を楽しんではいかがでしょうか。

【3年家庭科生活産業基礎】浮世絵講座

 9月26日(火)の家庭科選択科目「生活産業基礎」は、北海道立近代美術館の協力によるオンライン浮世絵講座でした。接続トラブルにより予定時間が削減されてしまいましたが、生活産業の一つとしての浮世絵の役割や関わる職業、描かれた美人画から読み取れる当時の流行・美意識など、教科書にはない学びを深めることができました。
 今回は歌川国貞の「夜の桜姿の花競(よるのさくらすがたのはなくらべ)」から、気づいたことを生徒に挙げてもらい、学芸員の方から解説をいただくという形の授業です。お陰様で、家庭科の授業内での事前学習より詳細な点を知ることができ、新たな気づきを得ることもできました。北海道立近代美術館の星野学芸員、熊谷学芸員には本当に感謝の念でいっぱいです。

【家庭科生活産業基礎】能楽体験講座

 前日の生活産業基礎はオンライン浮世絵講座、この日は能楽体験講座です。能楽について2時間の事前学習をしましたが、百聞は一見にしかずで、講師のシテ方能楽師塩津圭介先生の説明や舞の迫力に引き込まれ、予定時間を超過して初めて触れる能の世界を楽しませていただきました。
 講座を通して、日本最高峰の技術を詰め込んだ能装束、見る人の想像力によって演じ手の感情が無限に表現される面(おもて)、神へ奉納するための舞(まい)、そして古来から普遍的な人の心の喜びや悲しみを音響設備に頼らず声で表現する謡(うたい)について知ることができました。塩津先生からは「AIにもできないことができるのが人間らしさ」「能を通して古来から受け継がれてきた日本の多様な言葉を学ぶことができる」「円滑なコミュニケーションで重要なのは言葉」等のお話もいただき、私達が生きる上で大切にしていきたいことを学ぶことができました。ユネスコ無形文化遺産である能が日本にあることを誇りに思うことができた貴重な時間でした。

【1学年】上級学校ツアー

 9月28日(木)は進路指導部企画として1学年全体で、十勝にある上級学校(専門学校・短期大学、4年制大学)のことを知ろうという目的で、バスツアーが開催されました。今回、お世話になったのは帯広コア専門学校、帯広大谷短期大学、帯広畜産大学です。知ることで視点や選択肢を増やすことができます。イメージが湧かないものは、選択肢は生まれません。何事も経験がモットーな幕別清陵高校では1年生のうちから様々な「経験」を意識しての取り組みが行われます。
 各所、素晴らしい施設や高校生用にわかりやすく学科の説明などをして頂きました。大谷短期大学では現役生からのメッセージボードなどもあり、とても暖かい気持ちになりました。昼食は帯広畜産大学の学食やカフェ「Farm Designs」などを利用させてもらいました。「楽しみながら学ぶ」ことはとても大事だと思います。振り返りでは「業務独占資格に興味が湧きました」と現実的なコメントも。高校生にとってとてもいい時間になったのではと思います。