陸上競技部

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国民スポーツ大会ハンマー投げ3位(道高校新記録)

 10月12日、佐賀県のSAGAサンライズパーク(SAGAスタジアム)で国民スポーツ大会陸上競技ハンマー投げが行われました。本校から北海道代表選手として方川寛翔(3年生)が出場し、61m61の自己新(北海道高校記録)を投げて3位に入賞しました。従来の北海道高校記録は自身が持っていた60m42で、1m以上の大幅な更新です。また、北海道陸上競技チームの今大会第1号の入賞で、北海道チームに勢いを与えました。

  

陸上部に米100キロ(ナカムラ技建様から)

 幕別町札内中央町にある建設会社ナカムラ技建様(中村幸寛社長)から本校陸上部に米100キロご寄贈頂きました。陸上部の生徒が下宿する近所に会社があることで、冬場に雪かきを手伝うなどの縁があり、今年のインターハイで陸上部員が優勝(女子ハンマー投げ)したことから、優勝のお祝いも兼ねて頂きました。

 9月13日に同社の中村勇紀専務が本校を訪れ、部員に直接米を頂きました。中村専務も高校から大学まで陸上競技の短距離で活躍されました。「地元の陸上部を応援したい」と言ってくれました。地域の皆様に応援される陸上部になれるように、さらに頑張ります。

 

 

全道新人陸上大会(2種目優勝)

 9月18日~20日、室蘭市で開催された第40回北海道高等学校新人陸上競技大会に本校から6名が参加して、全員が入賞しました。特に男女のハンマー投げにおいてはアベック優勝するなど、今年度の福岡インターハイに続き、「ハンマー投げの幕別清陵高校」の伝統を継承しました。

 結果(記録)は下記のとおりです。

久保凜太  ハンマー投げ(優勝 47m88) 朝倉春希  ハンマー投げ(4位 44m89)

青木菜桜  ハンマー投げ(優勝 42m59)  的場紘香  ハンマー投げ(7位 32m40)

大野快人  円盤投げ(6位 34m92)

久田心美  やり投げ(4位 37m19)

ベストパフォーマンスを発揮するためのメンタルトレーニング講習会

 7月21日、毎年行われているメンタルトレーニング講習会を幕別町の札内コミュニティプラザで、宍戸渉先生(東海大学スポーツサポート研究会・メンタルトレーニング部門担当)を講師として実施しました。宍戸先生は、昨年のメンタルトレーニング講習会の講師、高妻容一先生に師事され、多くの研究・指導に携わっています。講習会では、自己分析として心理的競技能力診断検査 (DIPCA. 1)を用いて、各自のメンタル面の特徴を理解し、基本的な8つの心理的スキルについて説明を受け、練習日誌の重要性や練習日誌の書き方、イメージトレーニングやプラス思考の考え方、リラクセーションとサイキングアップの実技を受けました。北海道ではなかなか学べない貴重な講習会で、生徒からはとても参考になったという声が多かった。スポーツだけでなく勉強などにも活きる講習会でした。

  

  

 

世界を目指す砲丸回転投法練習会

 7月7日から9日まで本校グラウンドにおいて、飛松功選手によるコーチングを受けました。飛松選手は日本を代表する回転投げ選手(ベスト記録17m79)です。2024年パリオリンピックの陸上競技砲丸投げでは、男女とも回転投選手が優勝。男子においてはトップ12人全てが回転投でした。女子も回転投が世界の主流となっています。しかし、日本では男子で回転投法が増えてきていますが、インターハイでは多くの選手がグライド投法で、女子については回転投法で決勝に残る選手がいないなど、世界との遅れは顕著です。回転投法には技術習得に多くの時間が必要ですが、早い時期から回転投に挑戦することが記録向上につながります。回転砲丸投げをやっている選手は、すぐ円盤投げのターンを身につけることができるなどメリットも多いです。コーチングの様子は下記YouTubeからご覧いただけます。本校では、砲丸選手全員が回転投にチャレンジしています。

https://www.youtube.com/watch?v=gRIEjC3FJZ0