陸上競技部

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全道新人陸上大会(2種目優勝)

 9月18日~20日、室蘭市で開催された第40回北海道高等学校新人陸上競技大会に本校から6名が参加して、全員が入賞しました。特に男女のハンマー投げにおいてはアベック優勝するなど、今年度の福岡インターハイに続き、「ハンマー投げの幕別清陵高校」の伝統を継承しました。

 結果(記録)は下記のとおりです。

久保凜太  ハンマー投げ(優勝 47m88) 朝倉春希  ハンマー投げ(4位 44m89)

青木菜桜  ハンマー投げ(優勝 42m59)  的場紘香  ハンマー投げ(7位 32m40)

大野快人  円盤投げ(6位 34m92)

久田心美  やり投げ(4位 37m19)

ベストパフォーマンスを発揮するためのメンタルトレーニング講習会

 7月21日、毎年行われているメンタルトレーニング講習会を幕別町の札内コミュニティプラザで、宍戸渉先生(東海大学スポーツサポート研究会・メンタルトレーニング部門担当)を講師として実施しました。宍戸先生は、昨年のメンタルトレーニング講習会の講師、高妻容一先生に師事され、多くの研究・指導に携わっています。講習会では、自己分析として心理的競技能力診断検査 (DIPCA. 1)を用いて、各自のメンタル面の特徴を理解し、基本的な8つの心理的スキルについて説明を受け、練習日誌の重要性や練習日誌の書き方、イメージトレーニングやプラス思考の考え方、リラクセーションとサイキングアップの実技を受けました。北海道ではなかなか学べない貴重な講習会で、生徒からはとても参考になったという声が多かった。スポーツだけでなく勉強などにも活きる講習会でした。

  

  

 

世界を目指す砲丸回転投法練習会

 7月7日から9日まで本校グラウンドにおいて、飛松功選手によるコーチングを受けました。飛松選手は日本を代表する回転投げ選手(ベスト記録17m79)です。2024年パリオリンピックの陸上競技砲丸投げでは、男女とも回転投選手が優勝。男子においてはトップ12人全てが回転投でした。女子も回転投が世界の主流となっています。しかし、日本では男子で回転投法が増えてきていますが、インターハイでは多くの選手がグライド投法で、女子については回転投法で決勝に残る選手がいないなど、世界との遅れは顕著です。回転投法には技術習得に多くの時間が必要ですが、早い時期から回転投に挑戦することが記録向上につながります。回転砲丸投げをやっている選手は、すぐ円盤投げのターンを身につけることができるなどメリットも多いです。コーチングの様子は下記YouTubeからご覧いただけます。本校では、砲丸選手全員が回転投にチャレンジしています。

https://www.youtube.com/watch?v=gRIEjC3FJZ0

 

 

オリンピック選手によるやり投げ講習会

 7月15日、本校グラウンドにおいて東京オリンピック陸上競技男子やり投げ日本代表の小南拓人選手を招いて、やり投げ講習会を開催いたしました。小南拓人選手は北海道出身で東京オリンピック日本代表として出場しています。今回受講した選手は、幕別清陵高校と夕張高校の選手で、午前中は幕別清陵高校でチューブトレーニングやメディシンボールを使った基礎練習を行い、午後から帯広の森陸上競技場でやりの投擲練習を行いました。どうすれば遠くへきれいにやりを投げることができるのか。これまで経験したことのない動き、練習方法もありましたが、的確な丁寧なアドバイスを受け、活き活きと意欲的に取り組んでいました。選手達はフォームを修正しながら、うまく投げることができるようになっていました。

  

 

 

ハンマー投げクリニックの開催

 7月14日~15日、小舘充華選手(所属:染めQテクノロジィ)によるハンマー投げクリニックを本校グラウンドで実施しました。小館選手はパリ五輪日本代表選手選考競技会などを兼ねた第108回日本陸上競技選手権大会(新潟市)において、優勝者と3㎝差の2位の選手で、日本のトップアスリートです。クリニックではドリルなどの基本動作から、3箇所のハンマーサークルを有効に使い、一人100本近い投げ込みを行いました。本数を重ねるにつれて腕の力が抜け、ハンマーのピアノ線が紐のようになってハンマーヘッドを動かす感じが出てきました。