書道部

書道部

【書道】書の甲子園 作品選定

 高文連大会の作品〆切からおよそ1ヶ月間は、書の甲子園の作品制作をしていました。〆切が考査期間直後ということで、本校は考査5日前に部活動指導員の鈴木譲二先生にお越しいただき、作品選定を行いました。今回の選定は、譲二先生の鶴の一声の前に、部員全員による投票形式で行いました。他の人の作品はもちろんですが、自分の作品を選ぶのも案外難しいものです。たくさんの名作を勉強する大切さと自分の書の弱点を痛感しながら、皆で和気あいあいと選定を行い、落款印を押したら出品票を貼って発送です。結果が楽しみです。

【書道】中学生体験入部

 高文連大会を終えた翌々日は、オープンスクールデイです。今年も素敵な中学生2人が体験入部に来てくれました。今年は2人とも男子!ということで、就任2日目の杉本部長も気合いが入ります。校外展の作品紹介と、中学生はまだ書くことがない「隷書体」「篆書体」について杉本部長からレクチャーを受け、倉谷前部長による木簡の手ほどきも交えて、一生懸命に取り組んでくれる中学生とともに高校生も充実した時間を過ごすことができました。来年この教室で二人に会えることを楽しみにしています。

【書道】高文連十勝支部大会

 書道部最大の目標である高文連十勝支部大会が去る8月27日(火)に開催されました。今回は広尾高校さんによる研究発表と石碑の採拓(さいたく)を体験しました。そして緊張の中行われた結果発表では、お陰様で今年も書道部全員での全道大会参加を決めることができました。今年の全道大会は小樽です。「しりべしミュージアムロード」に代表されるように、後志地区からは芸術家や文豪がたくさん輩出されており、私達も全道大会の会場に行く前に、岩内町の木田金次郎美術館に立ち寄る予定です。全道大会に向けた予習も含め、これからも書の勉強を続けていきます。

↓江陵高校杉亮平先輩の全国作品とともにパチリ

【書道】高文連作品搬入

 高文連大会の会場設営として作品搬入を行いました。帯広市内と近隣校の書道部員が集まって作品と各学校の紹介ポスターを貼っていきます。当番校の帯広柏葉高校書道部の皆さんがたくさんの下準備をしてくれていました。本校の部員は初めての参加でしたが、校外展での搬入経験もあり比較的スムーズに作品を掲示できました。作品を書くだけではなく、このようは運営準備をすることもまた、重要な学びの機会でもあります。

 今回の高文連大会は十勝大会60回の記念イベントということで、過去10年間の全国総合文化祭出品作品や過去約40年の高文連冊子を観ることができます。そして、管内書道部全部員による合作「蘭亭序*1」の全臨*2も見応えがあります。229点の高文連作品と合作、総文祭の大きな作品が整然と並ぶ様子は圧巻です。一般公開は23日(金)~25日(日)まで、帯広市民ギャラリーで開催されます。ぜひ足をお運びください。

*1 蘭亭序:353年、王羲之による行書の代表作。風光明媚な中国の蘭亭という土地で、彼が催した雅宴で読まれた詩集の序文です。

*2 全臨:すべての文字を模写すること。蘭亭序の場合は324文字あります。

 

↓奥が蘭亭序の全臨作品、手前が過去の高文連冊子です。親御さん世代の部員名と作品写真も載っています。

 

 

 

 

【書道】まくまくサマー参加

 毎年の8月第一日曜日は、幕別町百年記念ホール恒例の夏まつりです。今年度も書道パフォーマンスの機会をいただきました。あいみょんさんの『マリーゴールド』を軽音楽部1年生に演奏してもらい、現部長倉谷さんと次期部長有力候補杉本さんが描いたマリーゴールドのイラストに歌詞を載せていきました。百年記念ホールスタッフはもちろん、観客の皆さまからの温かい応援に感謝申し上げます。

 幕別町からは部の活動費や遠征費にたくさんの補助をいただいていることもあり、ささやかな地域貢献として運営のお手伝いをする予定でした。でも、今回の内容は陸上部インターハイ応援グッズの販売。あれ?身内の手伝いになっている!?疑問もありますので、子ども縁日の準備も経験させていただきました。この日の気温は30℃、私達は屋内での作業でしたが、屋外での作業や厨房での調理をされているボランティアの方々には本当に頭の下がる思いです。お客様の入場が少なくなる閉幕前には「怪談」も聴かせていただき、充実した夏の一日となりました。

 この後は「書の甲子園」の作品制作を頑張ります。