陸上競技部

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オリンピック選手によるやり投げ講習会

 7月15日、本校グラウンドにおいて東京オリンピック陸上競技男子やり投げ日本代表の小南拓人選手を招いて、やり投げ講習会を開催いたしました。小南拓人選手は北海道出身で東京オリンピック日本代表として出場しています。今回受講した選手は、幕別清陵高校と夕張高校の選手で、午前中は幕別清陵高校でチューブトレーニングやメディシンボールを使った基礎練習を行い、午後から帯広の森陸上競技場でやりの投擲練習を行いました。どうすれば遠くへきれいにやりを投げることができるのか。これまで経験したことのない動き、練習方法もありましたが、的確な丁寧なアドバイスを受け、活き活きと意欲的に取り組んでいました。選手達はフォームを修正しながら、うまく投げることができるようになっていました。

  

 

 

ハンマー投げクリニックの開催

 7月14日~15日、小舘充華選手(所属:染めQテクノロジィ)によるハンマー投げクリニックを本校グラウンドで実施しました。小館選手はパリ五輪日本代表選手選考競技会などを兼ねた第108回日本陸上競技選手権大会(新潟市)において、優勝者と3㎝差の2位の選手で、日本のトップアスリートです。クリニックではドリルなどの基本動作から、3箇所のハンマーサークルを有効に使い、一人100本近い投げ込みを行いました。本数を重ねるにつれて腕の力が抜け、ハンマーのピアノ線が紐のようになってハンマーヘッドを動かす感じが出てきました。

 

インターハイチャンピオン誕生

 7月28日から8月1日まで、福岡県福岡市で開催された「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024(インターハイ)」に本校陸上部から5名が出場しました。
 結果は、女子ハンマー投げで澤向美樹が優勝、男子ハンマー投げで方川寛翔が6位、男女のハンマー投げで入賞の快挙を成し遂げました。また澤向は本校初のインターハイチャンピオンとなりました。中学校時代は走り高跳びの選手で、高校から投擲を始め、約2年半でハンマー投げチャンピオンにまで上り詰めました。

 また、円盤投げに出場した川村羽海は、自己新で3位に入賞し、学校対校女子フィールド総合で3位となりました。

 3年澤向美樹 ハンマー投げ優勝(56m82自己新)、砲丸投げ、円盤投げ予選敗退

 3年方川寛翔 ハンマー投げ6位(59m16自己新)、円盤投げ予選敗退
 3年川村羽海 円盤投げ3位(43m93自己新)、砲丸投げ予選敗退
 2年青木菜桜 ハンマー投げ(41m32自己新)予選敗退
 2年久田心美 やり投げ(40m98)予選敗退

  

 

 

U20日本陸上選手権円盤投げ4位入賞

 第40回U20日本陸上競技選手権大会(6月27日~30日、新潟県新潟市、日本陸上競技連盟主催)に2名が出場しました。女子円盤投げに出場した川村羽海は自己新記録の43m01で4位入賞。女子ハンマー投げに出場した澤向美樹は2回転ターンで49m94で10位。高校総体に向けての前哨戦で、川村は順調な仕上がりを証明し、澤向は2回転で52m以上の投てきがでできるようになりました。高校総体(福岡インターハイ)に向けてしっかり準備をしていきます。

 

【陸上部】U-18陸上競技大会の報告

 第17回U18陸上競技大会(10月20~22日、愛媛県松山市、日本陸上競技連盟主催)に2年生3名が出場しました。女子円盤投げに出場した川村羽海さんは38m79で4位入賞。女子ハンマー投げに出場した澤向美樹さんは48m04で3位入賞。男子ハンマー投げに出場した方川寛翔君は、自己ベストを大幅に更新して、52m29を投げ13位でした。これで今シーズンの全国大会は全て終了しました。来年の福岡インターハイに向けて冬季トレーニングがスタートします。来年の活躍を期待しています。