陸上競技部

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ドイツ合宿(ハンマー投げ)報告会

 3月2日(日)、昨年の福岡インターハイで優勝した澤向美樹(3年)がハンマー投げドイツ遠征合宿の報告会を行いました。報告会は、常呂中学校陸上部時代の恩師(小野寺理香先生)がサプライズで参加頂き、花束贈呈から始まりました。

 今回のドイツ遠征の費用については、将来陸上競技の国際大会でメダル獲得を目指す若いアスリートの海外挑戦を支援する安藤スポーツ・食文化振興財団の「グローバルチャレンジプロジェクト」に応募し、認められ支援を受けました。現地サポート・コーディネーターとして女子円盤投げで日本選手権を5度優勝している日本陸連強化育成部の成瀬美代子委員が帯同し、元ドイツ陸連ナショナルコーチ、ミヒャエル・ダイレ氏(女子ハンマー投げの元世界記録保持者ベティ・ハイドラーを育成)の下でトレーニングを行いました。2月1日に出国。3日から14日までカルバッハスポーツフィットネスセンターを拠点に練習し、16日に帰国。

 報告会では、最初に座学で、ドイツと日本の文化や陸上競技の違い、トレーニング方法について説明があり、後半はハンマー投げの技術について実技講習を行いました。

 

 

  

 

トップアスリートによる回転砲丸投げ講習会

 1月30日から2月1日の3日間、日本のトップアスリート(砲丸投げ)の飛松功選手が本校の陸上部の練習見学と回転砲丸投げのコーチングのために来校されました。飛松選手はベスト記録17m79 ・U-20日本選手権優勝 ・日本歴代16位の実績を持ち、回転投法を日本全国に普及しています。

本校陸上部の練習の様子はこちらから「"全国制覇9回"幕別清陵高校の冬季がすごすぎた…」

https://youtu.be/R8On3tEKNjE?si=sXuq-ePkN6zTqrnH

 

 

再びハンマー投げ北海道高校記録更新

 11月2日、厚真町で開催された北海道で行われる最後の公認大会(厚真フィールドチャレンジ第4戦)において、方川寛翔(3年生)が63m37の北海道高校新記録を投げました。今年になって6回同種目の記録を更新したことになります。身長170㎝とハンマー投げ選手としては小柄ですが、技術を高めれば全国大会で通用する選手になることを証明してくれました。北海道高校陸上界への多大なる貢献に敬意を表します。大学での活躍を期待します。

北海道高校記録更新(男子ハンマー投げ)

 10月26日、十勝陸協主催の秋季記録会において、方川寛翔(3年)がハンマー投げにおいて62m22の北海道高校新記録を更新しました。従来の北海道高校記録は、佐賀県で行われた国民スポーツ大会で自身が投げた61m61で、今回61㎝更新しました。朝早い9時40分から、しかも気温15℃での試合でのこの記録は本人も驚いています。昨年のベスト記録が52m29で、1年間で10m近く記録を伸ばしたことになります。

 

U18陸上競技大会円盤投げ優勝

 10月18日、三重県伊勢市で開催された第18回U18陸上競技大会に本校から女子円盤投げに川村羽海、女子ハンマー投げに青木菜桜の2名が出場しました。結果、川村羽海は44m94の自己ベストを投げて優勝、青木菜桜は38m87で26位。川村は昨年度のU16において優勝しており、全国大会2冠となりました。大学でも競技を続けることから来年はU20の優勝、その先には日本選手権優勝をつかみ取ってほしい。益々の活躍を期待いたします。

 

国民スポーツ大会ハンマー投げ3位(道高校新記録)

 10月12日、佐賀県のSAGAサンライズパーク(SAGAスタジアム)で国民スポーツ大会陸上競技ハンマー投げが行われました。本校から北海道代表選手として方川寛翔(3年生)が出場し、61m61の自己新(北海道高校記録)を投げて3位に入賞しました。従来の北海道高校記録は自身が持っていた60m42で、1m以上の大幅な更新です。また、北海道陸上競技チームの今大会第1号の入賞で、北海道チームに勢いを与えました。

  

陸上部に米100キロ(ナカムラ技建様から)

 幕別町札内中央町にある建設会社ナカムラ技建様(中村幸寛社長)から本校陸上部に米100キロご寄贈頂きました。陸上部の生徒が下宿する近所に会社があることで、冬場に雪かきを手伝うなどの縁があり、今年のインターハイで陸上部員が優勝(女子ハンマー投げ)したことから、優勝のお祝いも兼ねて頂きました。

 9月13日に同社の中村勇紀専務が本校を訪れ、部員に直接米を頂きました。中村専務も高校から大学まで陸上競技の短距離で活躍されました。「地元の陸上部を応援したい」と言ってくれました。地域の皆様に応援される陸上部になれるように、さらに頑張ります。

 

 

全道新人陸上大会(2種目優勝)

 9月18日~20日、室蘭市で開催された第40回北海道高等学校新人陸上競技大会に本校から6名が参加して、全員が入賞しました。特に男女のハンマー投げにおいてはアベック優勝するなど、今年度の福岡インターハイに続き、「ハンマー投げの幕別清陵高校」の伝統を継承しました。

 結果(記録)は下記のとおりです。

久保凜太  ハンマー投げ(優勝 47m88) 朝倉春希  ハンマー投げ(4位 44m89)

青木菜桜  ハンマー投げ(優勝 42m59)  的場紘香  ハンマー投げ(7位 32m40)

大野快人  円盤投げ(6位 34m92)

久田心美  やり投げ(4位 37m19)

ベストパフォーマンスを発揮するためのメンタルトレーニング講習会

 7月21日、毎年行われているメンタルトレーニング講習会を幕別町の札内コミュニティプラザで、宍戸渉先生(東海大学スポーツサポート研究会・メンタルトレーニング部門担当)を講師として実施しました。宍戸先生は、昨年のメンタルトレーニング講習会の講師、高妻容一先生に師事され、多くの研究・指導に携わっています。講習会では、自己分析として心理的競技能力診断検査 (DIPCA. 1)を用いて、各自のメンタル面の特徴を理解し、基本的な8つの心理的スキルについて説明を受け、練習日誌の重要性や練習日誌の書き方、イメージトレーニングやプラス思考の考え方、リラクセーションとサイキングアップの実技を受けました。北海道ではなかなか学べない貴重な講習会で、生徒からはとても参考になったという声が多かった。スポーツだけでなく勉強などにも活きる講習会でした。

  

  

 

世界を目指す砲丸回転投法練習会

 7月7日から9日まで本校グラウンドにおいて、飛松功選手によるコーチングを受けました。飛松選手は日本を代表する回転投げ選手(ベスト記録17m79)です。2024年パリオリンピックの陸上競技砲丸投げでは、男女とも回転投選手が優勝。男子においてはトップ12人全てが回転投でした。女子も回転投が世界の主流となっています。しかし、日本では男子で回転投法が増えてきていますが、インターハイでは多くの選手がグライド投法で、女子については回転投法で決勝に残る選手がいないなど、世界との遅れは顕著です。回転投法には技術習得に多くの時間が必要ですが、早い時期から回転投に挑戦することが記録向上につながります。回転砲丸投げをやっている選手は、すぐ円盤投げのターンを身につけることができるなどメリットも多いです。コーチングの様子は下記YouTubeからご覧いただけます。本校では、砲丸選手全員が回転投にチャレンジしています。

https://www.youtube.com/watch?v=gRIEjC3FJZ0

 

 

オリンピック選手によるやり投げ講習会

 7月15日、本校グラウンドにおいて東京オリンピック陸上競技男子やり投げ日本代表の小南拓人選手を招いて、やり投げ講習会を開催いたしました。小南拓人選手は北海道出身で東京オリンピック日本代表として出場しています。今回受講した選手は、幕別清陵高校と夕張高校の選手で、午前中は幕別清陵高校でチューブトレーニングやメディシンボールを使った基礎練習を行い、午後から帯広の森陸上競技場でやりの投擲練習を行いました。どうすれば遠くへきれいにやりを投げることができるのか。これまで経験したことのない動き、練習方法もありましたが、的確な丁寧なアドバイスを受け、活き活きと意欲的に取り組んでいました。選手達はフォームを修正しながら、うまく投げることができるようになっていました。

  

 

 

ハンマー投げクリニックの開催

 7月14日~15日、小舘充華選手(所属:染めQテクノロジィ)によるハンマー投げクリニックを本校グラウンドで実施しました。小館選手はパリ五輪日本代表選手選考競技会などを兼ねた第108回日本陸上競技選手権大会(新潟市)において、優勝者と3㎝差の2位の選手で、日本のトップアスリートです。クリニックではドリルなどの基本動作から、3箇所のハンマーサークルを有効に使い、一人100本近い投げ込みを行いました。本数を重ねるにつれて腕の力が抜け、ハンマーのピアノ線が紐のようになってハンマーヘッドを動かす感じが出てきました。

 

インターハイチャンピオン誕生

 7月28日から8月1日まで、福岡県福岡市で開催された「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024(インターハイ)」に本校陸上部から5名が出場しました。
 結果は、女子ハンマー投げで澤向美樹が優勝、男子ハンマー投げで方川寛翔が6位、男女のハンマー投げで入賞の快挙を成し遂げました。また澤向は本校初のインターハイチャンピオンとなりました。中学校時代は走り高跳びの選手で、高校から投擲を始め、約2年半でハンマー投げチャンピオンにまで上り詰めました。

 また、円盤投げに出場した川村羽海は、自己新で3位に入賞し、学校対校女子フィールド総合で3位となりました。

 3年澤向美樹 ハンマー投げ優勝(56m82自己新)、砲丸投げ、円盤投げ予選敗退

 3年方川寛翔 ハンマー投げ6位(59m16自己新)、円盤投げ予選敗退
 3年川村羽海 円盤投げ3位(43m93自己新)、砲丸投げ予選敗退
 2年青木菜桜 ハンマー投げ(41m32自己新)予選敗退
 2年久田心美 やり投げ(40m98)予選敗退

  

 

 

U20日本陸上選手権円盤投げ4位入賞

 第40回U20日本陸上競技選手権大会(6月27日~30日、新潟県新潟市、日本陸上競技連盟主催)に2名が出場しました。女子円盤投げに出場した川村羽海は自己新記録の43m01で4位入賞。女子ハンマー投げに出場した澤向美樹は2回転ターンで49m94で10位。高校総体に向けての前哨戦で、川村は順調な仕上がりを証明し、澤向は2回転で52m以上の投てきがでできるようになりました。高校総体(福岡インターハイ)に向けてしっかり準備をしていきます。

 

【陸上部】U-18陸上競技大会の報告

 第17回U18陸上競技大会(10月20~22日、愛媛県松山市、日本陸上競技連盟主催)に2年生3名が出場しました。女子円盤投げに出場した川村羽海さんは38m79で4位入賞。女子ハンマー投げに出場した澤向美樹さんは48m04で3位入賞。男子ハンマー投げに出場した方川寛翔君は、自己ベストを大幅に更新して、52m29を投げ13位でした。これで今シーズンの全国大会は全て終了しました。来年の福岡インターハイに向けて冬季トレーニングがスタートします。来年の活躍を期待しています。

【陸上部】全国高校総体の報告

 8月2日から6日まで、地元、北海道札幌市で開催された「翔び立て若き翼 北海道総体2023(インターハイ)」に本校陸上部から4名が出場しました。
 結果は、女子ハンマー投げにおいて、2年生の澤向美樹が5位、3年生の西岡優希が7位、同種目2人入賞の快挙を成し遂げました。澤向は中学校時代は走り高跳びの選手で、高校から投擲を始めました。西岡は、1年生で二度の膝の手術を乗り越えての入賞です。期待された昨年度インターハイ5位、2023年U20日本選手権2位の川村羽海は、予選敗退という悔しい試合となりましたが、来年の福岡インターハイでは、澤向と川村を中心に、再び幕別清陵旋風が吹き荒れることを期待しています。

 2年澤向美樹 ハンマー投げ 5位(49m52)
        砲丸投げ 予選敗退
 3年西岡優希 ハンマー投げ 7位(49m46)
  2年川村羽海 円盤投げ 予選敗退
        砲丸投げ 予選敗退
 2年方川寛翔 ハンマー投げ 予選敗退(自己新)

【陸上部】十勝支部新人戦の結果

 8月26日、27日に高体連十勝支部新人戦が帯広の森陸上競技場で行われました。下記10名については、9月20日〜22日まで旭川市で行われる全道新人大会に出場します。
〇男子
  上土谷(2年)5000m6位・3000mSC6位
  竹内(2年)円盤投げ2位
  方川(2年)砲丸投げ優勝・ハンマー投げ優勝
  大川(2年)やり投げ優勝
  久保(1年)ハンマー投げ2位
  大野(1年)円盤投げ3位
〇女子
  川村(2年)砲丸投げ優勝・円盤投げ優勝
  澤向(2年)ハンマー投げ優勝・砲丸投げ2位
  久田(1年)やり投げ優勝
  青木(1年)ハンマー投げ2位・走高跳び3位

全道大会結果(陸上部)

 6月13~16日、札幌市厚別公園競技場で開催された、第76回北海道高校陸上競技選手権大会で、新たな歴史が刻まれた。学校対校女子フィールドで初の栄冠を手に入れた。
 初日のハンマー投げで西岡優希(3年)が優勝し、澤向美樹(2年)が3位。2日目は円盤投げで川村羽海(2年)が優勝。最終日に砲丸投げで川村が優勝、澤向4位、西岡8位と、3人がそろって入賞したことで、それまで跳躍種目を中心に35得点でトップに立っていた立命館慶祥を1点上回った。トラック、総合を制した立命館慶祥の完全制覇を阻んだ。

全道大会の結果(入賞者)
男子ハンマー投げ
 2位 方川寛翔(2位)47m45
男子やり投げ
 8位 大川諒人(2年)52m20
女子ハンマー投げ
 優勝 西岡優希(3年)45m11
 3位 澤向美樹(2年)44m29
女子円盤投げ
 優勝 川村羽海(2年)41m35
女子砲丸投げ
 優勝 川村羽海(2年)12m34
 4位 澤向美樹(2年)10m75
 8位 西岡優希(3年)10m13
学校対抗
 女子フィールド優勝(36点)
 女子総合4位

U20日本陸上選手権での活躍

 陸上競技の第39回U20日本選手権大会(6月1~4日・大阪市のヤンマースタジアム長居)において、川村羽海(2年)が自己ベストの42メートル31で準優勝に輝いた。出場選手は大学生4人、高校生5人の計9人が出場した。1投目にいきなり自己ベストの42メートル31を記録した。優勝は大学生の桑島弥々選手(九州共立大1年)で、高校生ではトップの成績で、40メートル台を4つそろえられたのは初めてで、記録もファウル無く6本通して残すことができた。
 インターハイの前哨戦で高校生トップに立った川村は、8月に札幌市で開催される地元北海道インターハイで再び自己記録更新を目指す。

【陸上部】小学生の陸上教室

 3月12日(日曜日)、NPO幕別札内スポーツクラブと協力して小学生対象の陸上教室を開催し、16名の参加をいただきました。最初にビートランニングでウォーミングアップ、その後、短距離競技のハードル、スターティングブロック、投てき競技のジャベリックボールの3種目を全員が体験する形で実施しました。本校陸上部員は、各グループに分かれて説明や指導を行いました。高校生の指導に小学生が敏感に反応して、参加者全員が上達するのが感じられました。最後に、投てき競技の砲丸投げの実演、円盤投げ、やり投げ、ハンマー投げについての説明等を行い、陸上競技に興味を持ってもらいました。小学生の皆さん、また一緒に楽しみましょう。