ビジネスコース

【ビジネス】模擬店出店に向けて

 多くの生徒が就職ガイダンスのために校外へと出発したこの日の『ビジネス基礎』では、学校に残った生徒3名と先生で、学校祭の模擬店にて販売する商品を試作する授業を行いました。

SNSで人気の「映え料理」をメニューに加えるべく、チキンライスとチャーハンを材料としたヒヨコ型のライスボールを試作。(本日は試作の為、味の確かなレトルトご飯を使用)

 

試作品を手に職員室へ向かい、緊急マーケティングを開始。

Q(生徒):「1皿に3つ盛り付けして提供する予定なのですが、いくらで販売していたら買っても良いかなと思いますか?」

A(先生):「もっと〇〇だったら△△円でも納得かな」

A(先生):「学校祭で売るなら・・・出せて〇〇円かな」

A(先生):「◇◇を××したら良いんじゃない?」

 などのシビアな意見や参考になるアドバイスをもらいつつも、授業内で勉強した原価率や利益率のことを思い浮かべて頭を悩ませる生徒。

いくらなら商売として成り立つのかな?

当日量産できそうな数は?

原価を抑えて見栄えのために工夫する点は?

お客様に安く提供するには利益率をどこまで下げられる?(そもそも利益率下げて大丈夫?)

などなど、リサーチ後には様々な議論が交わされました。

 

 今回は、ビジネスコースの授業の一環として模擬店の出店をするため、「ちゃんと利益を確保するように」「学校祭だから利益度外視で!とはしないように」と授業で先生からの指示が出ています。それ故、生徒も商品の構成(材料や提供方法など)や価格設定、顧客満足度を高めるにはどうするかなど真剣に考えながらビジネスについて学んでいます。

あの可愛らしい「映える(ばえる=SNS特有の語感)」ライス達が今後どのように改良されて、学校祭ではどんな価格で提供されるのか、今からとても楽しみです。