夏に引き続き、この冬も10名以上の生徒が職場体験事業に参加しました。文理探究コースから参加した生徒達は、将来介護福祉士、保育士、看護師、社会福祉士といった国家資格を取得し、福祉の現場で活躍できるようになることを目標としています。それぞれがグループホーム、保育所、児童デイサービス、救護施設、老人保健施設にて勉強させていただきました。コロナ禍でも受け入れて下さった事業所や利用者の方々には、深く感謝申し上げます。

　ところで、今回文理探究コースから参加した生徒のうち、半数は入学時より福祉関連の進路を希望していますが、半数は半年前まで他の進路を希望しています。このように生徒は、興味関心はさまざまでも、基礎学力や教養を身につける目的で文理探究コースを選択しています。高校３年間は、さまざまな活動を通して視野や価値観を広げ、大きく成長できるところです。無限に広がる自分の可能性に向かって、一緒に頑張りましょう。

↓躍動感あふれるドラムに子どもたちもノリノリです♪　　

↓音楽療育の一部を体験しています

↓懐かしの昭和の歌謡曲には巨匠がたくさん！

↓残さず全部食べられたかな？

　11月７日（日）13:00～14:30、とかちプラザにて開催された「はじめてのアンガーマネジメント」講習に、本校文理探究コースで大学・短大への進学をめざしている３年生３人が参加してきました。アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされる、怒りの感情と上手につきあうための心理教育、心理トレーニングです。帯広市福祉人材バンク主催で、アンガ－マネジメントコンサルタントの青木智美さんを講師に昨年も開かれた人気の講習会です。３人とも教育に関わる進路を希望しているため参加しましたが、「私たちを怒らせるのは『べき』という価値観を裏切られた時に起こる」「すべての人が自分の感情に責任を持てば怒りの連鎖を断ち切ることができる」など、青木先生のわかりやすいお話に引きこまれ、今後の人生においても健康を保ち心豊かに生きる大切なヒントを学ぶことができました。