行事・教育活動

行事・教育活動

フードデザインで書道に挑戦

 3年家庭科選択科目「フードデザイン」で書道に挑戦しました。なぜ家庭科で書道を?というのも、今度の調理実習で中華まんじゅう「包子(パオツ)」を作るからです。この料理を書でも表現できたら、もっとおいしそうに見えるのではないか?せっかくなら古来の書法を学ぶことでより深く中国文化を学べるのではないか?と考えた家庭科担当教員の野望と、そのために教室を貸してくれた数学科の協力により実現しました。
 目標は「包子」を隷書体で書くことですが、初回の本日は、基本的な筆遣いを学習するために「元年」の文字を中心に練習しました。数年ぶりに筆を持った生徒達は、四苦八苦しながらも少しずつ勘を取り戻し、いつもと違う家庭科の授業に取り組みました。学校祭準備も本格化し、慌ただしい毎日ですが、今回学んだ「隷書体の字形」「逆筆」「軸の違い」を、学校祭明け2回目の授業まで忘れないで欲しいです。

【3年生活産業基礎】農場実習

 6/30(金)、家庭科の選択科目「生活産業基礎」では、北王農林さんのご協力のもとで農場実習を行いました。この実習を通して、地元十勝の基幹産業である農業に関する理解を深め、食生活および食に関わる産業の現状を多面的に捉える目的で、2年前から実施しています。
 天気は雨予報でしたが、小降りのまま曇り空に変わり、無事実習を実施できました。グループに分かれて、ブルーベリー観光農園のクモの巣取り、サツマイモ畑の石拾い、ハウスの隅の雑草抜き、大根の播種(種植え)、カボチャの苗植え、トウモロコシの収穫体験を行いました。「クモ-ー!!」という叫び声に交じって「腰が痛い・・・」という呟きと「これいい筋トレかも」という前向きな発言が入り交じる中、充実した時間を過ごしました。
 終了後は、茹でたての「恵みゴールド」をおやつにいただき、大喜びの生徒達でした。次回の授業では、この実習を振り返るとともに、私達の生活を支える産業と消費者の在り方について考えます。

3年スポヘルコース渓流釣り

 6月28日(水曜日)、3年生スポーツ&ヘルスコース生徒は新得町屈足にある十勝アウトドアメイツ(TOM)様を訪問し、渓流釣り授業を実施しました。胴付き長靴(チェストハイウェダー)と釣り竿を受け取り、餌はぶどう虫を使って釣りを体験しました。最初に餌の付け方、竿の使い方等の指導を受け、すぐに実践、どこで釣れるのか等を実践をとおして学びました。最後に釣ったニジマスの塩焼きの試食会。「美味しい」と言って食べていました。次回7月19日はラフティング授業を予定しています。

ようこそ教育実習生

 6月5日から3週間、本校に3名の教育実習生が来ています。出身は江陵高校(公民・福祉)、幕別高校(数学・情報)、帯広農業高校(保健体育)です。本校の前身となる江陵高校・幕別高校の卒業生が揃うのは初めてですが、3校から集まり各高校の話を聞けるのも貴重な機会です。学級・教科はもちろん、部活動の指導にも入ってもらっており、保健体育科では実習2日目から授業を担当しています。この日の授業は2年生の保健で、救急救命の大切さの説明を受けた後、自分がバイスタンダー(救急現場に居合わせた人)になったらどうする?という話し合いをしました。実習生が生徒の中に入ることで、学校全体にも活気が生まれています。

【1学年】SDGs学習発表

 6月23日(金)は1学年が総合的な探究の時間で学習している「SDGs」に関するアイディアをポスターにして発表会を行いました。最近では、知名度も高くなってきたSDGsですが、本校では開校から総合的な探究の時間で取り扱っています。本時は、SDGsの基礎学習後に、自らが考えるアイディアを1枚のポスターにし、それを発表する時間となりました。今回の発表者は挙手制になっています。大勢の人前で話す機会は人生で限られています。緊張や不安はありますが、勇気をもって自ら手を挙げて発表するという経験値が、人を変化させる大きな1歩となります。経験によって成功や失敗、様々なことを学びます。1学年全体の聞く姿勢はとても素晴らしく、温かい雰囲気の中での発表となりました。今日は勇気が出ずに、立ち上がれなかった人も次の機会に期待です。幕別清陵は自分を変えるチャンスがたくさんあります。