行事・教育活動

2025年10月の記事一覧

AI+デジタルファブリケーション

絵心を持ち合わせていない情報の先生が、AI技術を駆使すればどこまでできるのか挑戦してみました。

今回挑戦したのは、「文字データ → 画像データ → 3Dモデルデータ → 立体物」の順に最後は3Dプリンタで立体物を作るところまでです。

写真を使わずに、まずプロンプト(AIに指示する文章)のみで、どこまでできるのか?

先日書道展で全国2位の成績を収めた生徒をイメージして「作務衣を着た女の子が筆とバケツを持っている画像」と指示し、出てきた画像に追加の指示をどんどん追加していきます。

「髪型はXX」「足元は素足」「XXのようなポーズにして」などなど・・・

出来上がった画像がこちら

ここから、3Dプリンタにデータを流せるように3Dモデル生成AIへ画像を入力し、ここでも微調整の指示を入力。

そこで出来たデータがこちら

 

このデータを基に3Dプリンタで印刷すること6時間(長っ!!)

高解像度データだったので、意外と印刷に時間がかかりましたが出来上がった3Dモデルがこちら

ここから、サポート材(※宙に浮いている部分を印刷するために必要な支柱。上の写真の人形周りについている壁のようなものがサポート材)を取り除いているときに悲劇が・・・!!!

細い線で描かれているバケツの取っ手とメガネのフレームが、「ポキッ!」と折れてしまい、こんな状態に・・・

あとから別パーツで作り直して、修正ができそうな範囲の破損で良かったです。

作った本人は、絵心に乏しいので、文字で細かく指示が出せれば、AIの力を借りてこの精度のフィギュアが学校で作れてしまう時代が来たことに衝撃を受けております。

小中学生のなりたい職業1位が「絵師」となった今、早くからデジタル環境でのモノづくり(デジタルファブリケーション)を体験することは重要なのかもしれません。

進路に迷っている小中学生の皆さん!本校のデジタル環境を使ってお勉強してみませんか?

パソコン使ってガンガン作品作り、高校在学中にクリエイターデビューも夢じゃないかもしれませんね。

そんな夢や希望を持っている人が、たくさん本校を志望してくれることを願っています。

 

 

プロジェクト始動!

23日木曜日、1学年の「地域連携マイプロジェクト」各グループ毎の活動がスタートしました。

バラエティに富んだ講師陣のもと、校内外で様々な活動を展開しています。

高齢者との触れ合いや・・・

学校周辺を散策したり・・・

幕別本町を散策して街の人に話を聞いたり・・・

早速、生徒の経験値が急上昇中です。

校内でも様々な活動が展開されていますが、その様子はまた次回の更新をお待ちください!

幕別清陵高校7期生、これからの飛躍が楽しみです!

 

楽しいプログラミング

昨年度から2年生「情報Ⅰ」の授業で行っているロボット制御プログラミング。

本校では、プログラミングを楽しく学んでもらうために、ブロック玩具で有名なLEGO(レゴ)のロボット教材を導入しています。

マイコン内臓のメインブロックに、モーターやセンサー内臓のブロック等を接続し、パソコン側で組み立てたプログラムを流し込むと、プログラム通りにロボットが動いてくれる仕組みのものです。

入門者(小学校低学年~)向けプログラムソフト、初心者(小学校高学年及び中学生~)向けプログラミングソフト、中・上級者向けプログラミングソフトの3段階に対応しているので、プログラムに苦手意識がある生徒でも取り組めるように、現在は初心者向けプログラミングソフト【スクラッチ】をベースにしたプログラミングに取り組んでいます。

中学校の時に、【スクラッチ】を学んだことのある生徒が多かったこともあり、スムーズに授業を進めることができたのは、教員にとっても新鮮な驚きがありました。

 

2人1組のペアワークで取り組み、「ロボット組立~プログラム作成~ロボット&プログラムの改良」を繰り返す生徒達。

とても楽しそうに取り組んでくれていました。

直近まで、表計算ソフトを使った条件分岐(IF関数)を難しい顔をしながら学んでいた生徒にとって、ロボット制御のプログラムも基本構造(※もし○○ならXXしなさい)は同じはずなのですが、今日の授業は目の輝きが違う!(表計算ソフトも一生懸命教えている先生にとっては、結構ショック・・・・)

それでも、あちらこちらから「楽しい!」とか「先生!見て見て!」と声が上がる状況は、この教材を導入して正解だったなと感じています。

 

2学年 地域連携マイプロジェクト 学年発表会

本日、2学年地域連携マイプロジェクトの学年発表会が行われました。

 

 

 

 

昨年の9月から始まった15のプロジェクトが約1年間の活動を終え、その集大成となるプレゼンテーションを体育館で行いました。1年生や各プロジェクトの講師の方々も見守る中、緊張しながらも堂々と発表を行う姿はとても頼もしく、生徒一人一人の成長が感じられました。

 

これで2年生の活動は終了となりますが、同時進行で1年生のプロジェクト活動が進行しています。今日先輩方の発表を見た1年生がどんな活動を展開してくれるのか非常に楽しみです。この素晴らしい取り組みを1年生へと引き継ぐことができるのも、昨年度から御協力頂いている講師の方々のご尽力があってこそです。本当にありがとうございました。引き続き1年生のプロジェクトに御協力頂く講師の方々、今後ともよろしくお願い致します。

ナウマン象記念館 公式LINEスタンプ 好評発売中!!

先日、幕別町忠類にあるナウマン象記念館にて、『第2回 全国ナウマンゾウサミット in 幕別』が開催され、ビジネスコースの生徒たちで取り組んできた【LINEスタンプ プロジェクト】の完成お披露目会があり、原画イラストに採用された生徒と、採用はされなかったものの良いイラスト案を考案してくれた生徒2名が、表彰を受けました。

ナウマンゾウサミット会場表彰

 

今回の試みは、忠類ナウマン象記念館の添田館長ご協力のもと、原画イラストとスタンプになりそうなワードを高校生が考え、デザイン会社で製品用イラストにリメイクし、幕別町(忠類ナウマン象記念館)の公式LINEスタンプとしてLINEストアで販売するまでのコラボ授業というものでした。

その際、生徒が授業の中で学ぶ『知的財産権』についてもより実践的に学べることができたらということで、採用された原画イラストの作者に対して、著作権に関する契約書を交わすところまでを授業に取り入れたいと申し出て、幕別町様にもご協力いただく形で今回実現することができました。ただイラスト案を作るだけではなく、高校で学ぶ内容を実践的に体験できたことは、とても教育的意義がある取組であったと思います。

 

今回制作したLINEスタンプは、LINEストアにて『忠類ナウマン象記念館(公式) 忠類ナウマン象だゾウ!』の名称で販売されております。

「ナウマン象」or「ナウマンゾウ」で検索していただけるとすぐに見つかります。

価格は、最安の120円!!(安ぅ~~~~い!!!)

ぜひ、ご購入いただけると幸いです。

 

※表彰後に取材を受けた生徒

 

 

※記念館のフォトスポットでナウマン象の足型ブーツ(?)を履いて記念撮影

 

 

第3期地域連携マイプロジェクト始動!

あまり知られていませんが、幕別清陵では他の学校にない独自の学びがあります。今年で3年目を迎える「地域連携マイプロジェクト」です。これは総合的な探究の時間に実施している地域住民や民間企業の方を講師として招き、約1年間に渡って取り組むプロジェクト活動です。講師の方々の様々な専門分野や活動の中から、興味や関心が高いチームを選択して取り組みます。当然ですが、クラスも男女も混合です。1年生の秋にスタートし、2年生の夏までこのチームとプロジェクトは活動します。空港マルシェやラジオ出演、著名な講師の方の講話、イベント企画、商品開発、モノづくりなどその分野は多様です。今年度も高校生と共に活動したい!そんな熱い想いを持って頂いた講師の方14名が賛同してくださっています。学校ではない場所、先生ではない人から学ぶ、価値観・感性・生き方に触れられる機会はそうはありません。どこにもないこの学び、経験知を7期生はどんな風に得て、どんな風に成長していくのか楽しみです。

本日は顔合わせということで、講師が一堂に会し、生徒との交流会を行いました。自己紹介や早速、プロジェクトの構想に入るチームも。これから様々な活動が展開されていきます。ホームページでも随時、更新していきます。

 

 

 

 

講師一覧R7_マイプロ紹介資料.pdf

TWILIGHT FESが幕別清陵にはある!

 とある2年生徒が始めたトワイライトフェス。ちょっとだけストーリーを。開校して初めての後夜祭(打ち上げ花火)を企画していた第1期生徒会。しかし、その時はコロナ禍でした。感染防止の観点から後夜祭は計画したものの中止。そんな3年生の先輩の悲しそうな姿を見て「花火を見せてあげたい」という想いからスタートしました。秋口に3年生を応援したい気持ちをカタチにということで、放課後に開催する「3年生進路活動応援イベント」として作られました。そんなストーリーは今の清陵生にも引き継がれ、今年も開催。生徒会やそれをお手伝いする自主運営によって開催されています。夕暮れを背に、音楽やミニ企画を実施し「楽しみながら、誰かのために」に…とても素敵な活動です。