ビジネスコース

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黙々と・・・

この写真、いつ撮られたものかわかりますか?

 

どの生徒も黙々と作品作りに夢中です。

こんな真剣な様子は、滅多に見られ・・・(おっと、失言でした。)

 

実は、この写真が撮られた瞬間は、授業中ではありません。

なんと、2時間連続授業の間の休み時間中です。

「ちゃんと休みとってね。」「休み時間中にトイレ行っておいでよ。」

こんな声かけも、空しく教室に響くくらい、休みも取らず真剣なまなざしでブロック教材と格闘しています。

 

授業の狙いを大幅に超える集中力と取り組み姿勢。

この教材を導入して良かったと思います。

 

次の目標は、どこかの誰かが公開している作例を真似るのではなく、オリジナルの作品作りができるようになること。

 そして、遊びながら、知らず知らずのうちにプログラミングの基礎である論理的思考(物事を順序だてて整理する考え方)が身についてくれることを願っています。

3Dモデリング 挑戦中

導入された3Dプリンタをフル活用するためには、3DCGを描ける必要があります。

挑戦するのに良い題材はないかと考えていたところ、四角(箱)と円柱(棒)だけで ”それっぽく描ける” キャラクター「ダンボー」(※わからない人は検索してみてね。)を思い出し、早速授業で取り組めるレベルになるかどうかテストしてみました。

本校では、3DCGを描くために、多くのチュートリアル動画や参考テキストが手に入りやすい無料ソフトの「Blender」と、多くの設計・製図の仕事で使われる「Autodesk Fusion(教育用ライセンス)」を使用する予定です。

早速参考書と入門操作用動画を見ながら操作方法を先生も勉強です。

 

まずは、人型の素体となる「頭」「胴」「腕×2」「足×2」を箱型の部品として作成し、関節部分を円柱で接続。

なんとなくそれっぽく見える人型の素体に仕上げて、3Dプリンタで印刷してみました。

 

どうです?なんとなく「っぽく」見えませんか?

その後も3DCGソフトの練習を繰り返し、こんな感じにキャラクターまで作ることができるようになりました。

※楕円と球体を複数種類配置してつくった犬のCGモデル

 

近い将来、生徒オリジナルデザインのマスコットフィギュアが出来上がることを今から楽しみにしています。

 

 

3Dプリンタがやってきた!

文科省の「デジタル人材育成支援事業」を活用し、本校にICT機器がたくさん導入されています。

第1弾の「LEGO Education SPIKE」、第2弾の「レーザーカッター」に続き、第3弾は「3Dプリンタ」が導入されました。

早速、付属のサンプルデータを印刷。

割と大きめの立体物でしたが、40分ほどで完成。

3Dプリンタといえば、大きなものは数時間かかるのが当たり前なのですが、今回導入した3Dプリンタは高速印刷が特徴の1つなので、生徒の作品を短時間でたくさん作れるのではないかと期待しています。

 

ちなみに、インターネット上に公開されているフリー素材のデータをダウンロードし印刷してみたところ、ものの見事に失敗しました。

スポーツカーのデータを、ミニカーサイズで印刷したところ、印刷設定が間違っていたのか、スカスカの四角い物体が印刷されました。

今後、生徒の作品がちゃんと印刷されるように、教員も3Dプリンタについて勉強です。

第2弾は、レーザーカッターだ!

文科省の「デジタル人材育成支援事業」を活用し、本校にICT機器がたくさん導入されています。

第1弾の「LEGO Education SPIKE」に続けて、第2弾の「レーザーカッター」が導入されました。

「レーザーカッターって何?」と、思う人も多いのでは?

この機械、読んで字の通り、レーザー光線で対象物を切断(カット)したりする機械です。

レーザーの出力を調整すると、下の画像のように表面だけを焦がして彫刻を施すことも可能なんです。

アイデア次第で、オリジナルグッズを作ることも可能。

商品に付加価値を付けるという意味でも、企業・団体様との商品開発コラボ授業なんていう夢も広がります。

もし、このHPを見て興味を持っていただける企業・団体様がありましたら、ぜひ付加価値商品を一緒に作りたいですね。

【ビジネス】模擬店出店に向けて

 多くの生徒が就職ガイダンスのために校外へと出発したこの日の『ビジネス基礎』では、学校に残った生徒3名と先生で、学校祭の模擬店にて販売する商品を試作する授業を行いました。

SNSで人気の「映え料理」をメニューに加えるべく、チキンライスとチャーハンを材料としたヒヨコ型のライスボールを試作。(本日は試作の為、味の確かなレトルトご飯を使用)

 

試作品を手に職員室へ向かい、緊急マーケティングを開始。

Q(生徒):「1皿に3つ盛り付けして提供する予定なのですが、いくらで販売していたら買っても良いかなと思いますか?」

A(先生):「もっと〇〇だったら△△円でも納得かな」

A(先生):「学校祭で売るなら・・・出せて〇〇円かな」

A(先生):「◇◇を××したら良いんじゃない?」

 などのシビアな意見や参考になるアドバイスをもらいつつも、授業内で勉強した原価率や利益率のことを思い浮かべて頭を悩ませる生徒。

いくらなら商売として成り立つのかな?

当日量産できそうな数は?

原価を抑えて見栄えのために工夫する点は?

お客様に安く提供するには利益率をどこまで下げられる?(そもそも利益率下げて大丈夫?)

などなど、リサーチ後には様々な議論が交わされました。

 

 今回は、ビジネスコースの授業の一環として模擬店の出店をするため、「ちゃんと利益を確保するように」「学校祭だから利益度外視で!とはしないように」と授業で先生からの指示が出ています。それ故、生徒も商品の構成(材料や提供方法など)や価格設定、顧客満足度を高めるにはどうするかなど真剣に考えながらビジネスについて学んでいます。

あの可愛らしい「映える(ばえる=SNS特有の語感)」ライス達が今後どのように改良されて、学校祭ではどんな価格で提供されるのか、今からとても楽しみです。