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2025年10月の記事一覧

3Dモデリング 挑戦中

導入された3Dプリンタをフル活用するためには、3DCGを描ける必要があります。

挑戦するのに良い題材はないかと考えていたところ、四角(箱)と円柱(棒)だけで ”それっぽく描ける” キャラクター「ダンボー」(※わからない人は検索してみてね。)を思い出し、早速授業で取り組めるレベルになるかどうかテストしてみました。

本校では、3DCGを描くために、多くのチュートリアル動画や参考テキストが手に入りやすい無料ソフトの「Blender」と、多くの設計・製図の仕事で使われる「Autodesk Fusion(教育用ライセンス)」を使用しています。

早速参考書と入門操作用動画を見ながら操作方法を先生も勉強です。

 

まずは、人型の素体となる「頭」「胴」「腕×2」「足×2」を箱型の部品として作成し、関節部分を円柱で接続。

なんとなくそれっぽく見える人型の素体に仕上げて、3Dプリンタで印刷してみました。

 

どうです?なんとなく「っぽく」見えませんか?

その後も3DCGソフト(授業ではBlenderを使用)の練習を繰り返し、授業の中で生徒も3Dモデルを作れるようになりました。

 

操作に慣れた生徒は、こんな感じにキャラクターまで作ることができるようになりました。

※楕円と球体を複数種類配置してつくった犬のCGモデル

 

近い将来、生徒オリジナルデザインのマスコットフィギュアが出来上がることを今から楽しみにしています。

 

 

黙々と・・・

この写真、いつ撮られたものかわかりますか?

 

どの生徒も黙々と作品作りに夢中です。

こんな真剣な様子は、滅多に見られ・・・(おっと、失言でした。)

 

実は、この写真が撮られた瞬間は、授業中ではありません。

なんと、2時間連続授業の間の休み時間中です。

「ちゃんと休みとってね。」「休み時間中にトイレ行っておいでよ。」

こんな声かけも、空しく教室に響くくらい、休みも取らず真剣なまなざしでブロック教材と格闘しています。

 

授業の狙いを大幅に超える集中力と取り組み姿勢。

この教材を導入して良かったと思います。

 

次の目標は、どこかの誰かが公開している作例を真似るのではなく、オリジナルの作品作りができるようになること。

 そして、遊びながら、知らず知らずのうちにプログラミングの基礎である論理的思考(物事を順序だてて整理する考え方)が身についてくれることを願っています。