行事・教育活動

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楽しいプログラミング

昨年度から2年生「情報Ⅰ」の授業で行っているロボット制御プログラミング。

本校では、プログラミングを楽しく学んでもらうために、ブロック玩具で有名なLEGO(レゴ)のロボット教材を導入しています。

マイコン内臓のメインブロックに、モーターやセンサー内臓のブロック等を接続し、パソコン側で組み立てたプログラムを流し込むと、プログラム通りにロボットが動いてくれる仕組みのものです。

入門者(小学校低学年~)向けプログラムソフト、初心者(小学校高学年及び中学生~)向けプログラミングソフト、中・上級者向けプログラミングソフトの3段階に対応しているので、プログラムに苦手意識がある生徒でも取り組めるように、現在は初心者向けプログラミングソフト【スクラッチ】をベースにしたプログラミングに取り組んでいます。

中学校の時に、【スクラッチ】を学んだことのある生徒が多かったこともあり、スムーズに授業を進めることができたのは、教員にとっても新鮮な驚きがありました。

 

2人1組のペアワークで取り組み、「ロボット組立~プログラム作成~ロボット&プログラムの改良」を繰り返す生徒達。

とても楽しそうに取り組んでくれていました。

直近まで、表計算ソフトを使った条件分岐(IF関数)を難しい顔をしながら学んでいた生徒にとって、ロボット制御のプログラムも基本構造(※もし○○ならXXしなさい)は同じはずなのですが、今日の授業は目の輝きが違う!(表計算ソフトも一生懸命教えている先生にとっては、結構ショック・・・・)

それでも、あちらこちらから「楽しい!」とか「先生!見て見て!」と声が上がる状況は、この教材を導入して正解だったなと感じています。

 

LEGO Edukation SPIKE が導入されました。

今年度、文科省の「デジタル人材育成支援事業」を活用し、本校にICT機器がたくさん導入される予定です。

その第1弾として、プログラム教育を楽しく学ぶための教材「LEGO Edukation SPIKE」が導入されました。

ブロック玩具でおなじみの「LEGO(レゴ)」を使った教材で、マイコン搭載のブロックにプログラムを流し込むとレゴで組み立てた作品が動く仕組みです。

本格的に取り組むのは次年度からですが、情報Ⅰの授業内でプログラムの基礎を学んでいるので、2年生の授業(情報Ⅰ)内で早速レゴを使って勉強してみました。

 

いつもは、難しい顔をして情報を学んでいる生徒達も、イキイキとした目で学習に取り組んでいました。

「この部品が見つからない!」

「設計書通りに組み立てたのに動かない!」などなどの声が教室の彼方此方から聞こえ賑やかな教室。

2~3人のペアワークで取り組むと、各々相談しながら作業を進める様子が見られ、困ったときは近くのグループに教わっていたりと、積極的な行動が見られました。

 

今後は、この教材を本校だけでなく地域の小中学生にも使っていただける機会を・・・と計画しております。

小中学校向けの「出前授業」「学校開放講座」を行う予定ですので、レゴブロックを使ったプログラム教育に興味のある管内の学校関係者の方がいらっしゃいましたら、本校までお問い合わせください。