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AI+デジタルファブリケーション

絵心を持ち合わせていない情報の先生が、AI技術を駆使すればどこまでできるのか挑戦してみました。

今回挑戦したのは、「文字データ → 画像データ → 3Dモデルデータ → 立体物」の順に最後は3Dプリンタで立体物を作るところまでです。

写真を使わずに、まずプロンプト(AIに指示する文章)のみで、どこまでできるのか?

先日書道展で全国2位の成績を収めた生徒をイメージして「作務衣を着た女の子が筆とバケツを持っている画像」と指示し、出てきた画像に追加の指示をどんどん追加していきます。

「髪型はXX」「足元は素足」「XXのようなポーズにして」などなど・・・

出来上がった画像がこちら

ここから、3Dプリンタにデータを流せるように3Dモデル生成AIへ画像を入力し、ここでも微調整の指示を入力。

そこで出来たデータがこちら

 

このデータを基に3Dプリンタで印刷すること6時間(長っ!!)

高解像度データだったので、意外と印刷に時間がかかりましたが出来上がった3Dモデルがこちら

ここから、サポート材(※宙に浮いている部分を印刷するために必要な支柱。上の写真の人形周りについている壁のようなものがサポート材)を取り除いているときに悲劇が・・・!!!

細い線で描かれているバケツの取っ手とメガネのフレームが、「ポキッ!」と折れてしまい、こんな状態に・・・

あとから別パーツで作り直して、修正ができそうな範囲の破損で良かったです。

作った本人は、絵心に乏しいので、文字で細かく指示が出せれば、AIの力を借りてこの精度のフィギュアが学校で作れてしまう時代が来たことに衝撃を受けております。

小中学生のなりたい職業1位が「絵師」となった今、早くからデジタル環境でのモノづくり(デジタルファブリケーション)を体験することは重要なのかもしれません。

進路に迷っている小中学生の皆さん!本校のデジタル環境を使ってお勉強してみませんか?

パソコン使ってガンガン作品作り、高校在学中にクリエイターデビューも夢じゃないかもしれませんね。

そんな夢や希望を持っている人が、たくさん本校を志望してくれることを願っています。